第四回 感情のインフラ、あるいは感情というインフラ
前回のセミナーではインフラという概念の提示、未来完了的様相の導入、
太平洋食堂と大石誠之助、山田耕作のダンス論等の分析の段階で予定時間を超えてしまい、
佐藤春夫の『美しき街』の分析に十分に取り組むことが出来なかった。そこで、今一度インフラ概念の再定式化と可塑性の概念の検討の後に、
『美しき街』と西村伊作及び、同じく佐藤春夫の『田園の憂鬱』を含めて、
<感情>というインフラの形成作業の様態を考えてみたい。
今回も課題を積み残すかもしれないが、セミナーは際限なく続行する。
本セミナーを際限なく、あらゆる場所を漂流しながら続行することによって、
四谷Art Studiumへの無条件の連帯の合図を送るとともに、
四谷Art Studiumが何者によっても終わらせえないものであると同時に
終わりえないものであるという明白な事実を示したいと思う。
講師プロフィール

松浦 寿夫(まつうらひさお)
1954年、東京生まれ。画家、批評家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。現在、東京外国語大学教授。西欧近代絵画の歴史/理論を研究すると同時に、絵画制作活動を続け、なびす画廊などで個展多数。編著として『シュポール/シュルファス』(水声社 1984年)、共同編著として、『モダニズムのハード・コア:現代美術批評の地平』(太田出版 1995年)、共著として、『モデルニテ3×3』(思潮社 1998年)、共訳として、ティエリー・ド・デューヴ著『芸術の名において〜デュシャン以後のカント/デュシャンによるカント〜』(青土社 2001年)などがある。
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日時:2013年12月26日(木) 19:00〜
場所:アートトレイスギャラリー
定員:50名
参加費:700円
参加をご希望の方は info@arttrace.org まで、お名前とご連絡先(お電話番号)、「12月26日松浦寿夫連続講義申し込み」の旨をご連絡ください。
お問い合わせ、ご質問につきましても info@arttrace.org にて承ります。
※定員を超過した場合は締切とさせていただく事もございます。
※当日開始時間にご来場いただけなかった場合、ご予約をされていても立見となる可能性がございます。申し訳ございませんが何卒ご了承ください。
※当日、ART TRACE GALLERYでは作品展示は行っておりません。
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