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2枚のドローイング
2008年11月26日
本日大心の2度目のオープンスタジオが始まりました。
2年経つって本当に早いです。大心はついこの間入ったばかりな気がするのに・・
ことし時々大心のスタジオに顔を出したとき、壁にたくさんの、紙の仕事が貼ってありました。彼は今年、思いついたアイデアをどんどん紙の上に出していく仕事をずっとくり返し、その甲斐あってラストにフレッシュな絵をたくさん描きました。すごくきれいです。
その紙の仕事は今回のオープンスタジオでは見せていないけど、オープンスタジオのブックレットをひらいたとき、(ブックレットは、各アーティストのスタジオヴューで構成されていたので)その紙の仕事の中の1つ、スタジオの端っこに貼ってあった2枚1組(たぶん)のやつ、を見たときのことを思い出しました。
目に留まってまず、
「どっちの絵を先に描いたのかな」とおもい、
「たぶん左の方(茶色い方)だろう、じゃあ何故その次に右のやつ(緑の方)を描いたのかな」
「んー、茶色い方は、地面があって中央に竜巻があって、状況がちゃんとしているし、大心から対象までのはっきりした距離感がつかめる。でも緑の方は、ちょっとブロウアップされているから一瞬どこにいるか分からなくなる、そのかわり彼がその居場所から対象に1歩踏み出した一瞬、視界がグラッときたときの興奮のようなものがある。」
「で、緑の方に描いてある舞っている葉と空いたスペースは時間を感じさせるし、それを見る時、描いてあるものから少し離れて『木の葉はこの後どこへ行くんだろう』というちょっと離れた気持ちにもなるし、一方で『このオレンジの線をくるくるっと描いてしまう感じ、予想外のものがでてきた瞬間を、そのままパッケージングした感じが、きれい。』ともおもっていました。
ついでに、「1枚選ぶとしたらどっちが良いかな」ということを考え始めてやっぱりやめました。2枚の絵はお互いたわいないおしゃべりを楽しんでいる、というふうに見えたので。

夢を見るのも仕事
2008年11月4日
先日うなされて、自分の「ヤメテーーーーーーー!」という声で目が覚めました。
目が覚めるといつものように、アロエ(猫)が胸の上に乗っかっていて、隣では大心が寝ていました。
朝になって大心に夢のことをはなしました。こんなかんじです。
私は電車に乗っていて(←いろいろあったけど詳細は忘れました)、ついた先が立派な構えの日本のお家でした。屋根瓦のついた門をはいると、ひろい庭でご主人が猫の横腹を蹴っ飛ばしています。
ご主人は、松本幸四郎の顔に目だけ宇梶剛士にすげ替えたような、イッてる顔、怖い顔です。後ろでは家族が心配そうに、でも口出しはできないという体でそれを見守っています。
猫は蹴っ飛ばされると、井戸のところに走っていってそこに据え付けてある、紙でできた笛(吹くと袋状の棒が伸びたり縮んだりする子供用のおもちゃ)を「ブビーーーーーーーーー!」と鳴らします。
それを聞くとご主人はまた怒って猫を蹴っ飛ばします。猫は何度蹴られても笛のところに走って戻ってきては「ブビーーーーーー!」とやります。要するにその猫は笛を鳴らしてご主人と戦っているわけです。
私はそんな場面に出くわして、「ヤメローーーーー!!」と叫んでいました。
悲しい夢でした。
でも朝起きて大心に話していて気がついたのは、悲しい夢だったのに、気分も悪くなくわりにスッキリしたかんじがしていたことでした。それで、
「たぶんあの夢は、私の中で整理されていなかった悲しいことを、寝ている間に頭が整理してくれた時に見せたイメージだと思う」といいました。
すると大心は「夢って大事だねー」といいました。 ほんとそのとおりです。

an another story of the glove, 2008