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OA2006/02
02,Marijn van kreij
Marijnのプレゼンはかっこいい。
Marijnはずっと、紙みたいな質のアンストレッチドキャンヴァスに、発色良く透明性のあるカラーインクの線で、インターネットや身の回りで見つけたイメージを何層にも重ねて描き平面を作ってきました。
今年になってからは、その多くをA4の紙になされたドローイングを、手製でコピー?トレース?する作業、(偶然できたコーヒーカップの染みや絵の具の擦れまで)に費やしていました。
それから、1枚のA4の紙にはイメージ、もう1枚にはテキスト(記号だったり数字だったりもするけど)を組み合わせる作業もやっていました。
その後、大きなサイズの作品制作をしようという時、壁に貼られたキャンヴァスの端で作品が終わってしまうという限定性がどうしても嫌だということで、壁に直接イメージをプロジェクションし、それをトレースするという制作を始めました。
そういうもので構成された壁面に加え、壁にかかったヘッドフォンからはパンクミュージックが流れ、床に置かれた白黒画面のモニターには、ターンテーブルに置かれたポリエチレンフォームの白い球体がループで回り続ける様子が映されています。
1つ1つの平面になされた仕事は、線と同じくらい余白に存在感がありきれいです。
それを空間的にみても、広いスタジオに線の仕事がバラバラにちりばめられているのに、なぜかスカスカではなくかえって強くみえるぐらいです。
そんなふうに目に映るものを徹底的にグラフィックな言葉へ置き換えられた空間は、何か良くできた楽譜の中にいるようでした。